株式会社ミツトヨ

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件名 デジタル製品にJISマークがついていないのは?
回答 昨今、ISO9000の品質マネジメントシステムが世界的に浸透しています。このシステムは、製品に直接に認証マークは付けられませんが、「ユーザの要求する品質の品物を製造する能力がある」ことを証明するもので、ユーザがそのメーカの製品を信頼するかどうかの尺度に利用されています。この制度は製造過程を重視するもので、出来た製品が直接審査保証されるものではありません。
一方、JISマーク表示制度は、ISO9000の「製造過程を管理すること」と同時に「出来た製品の品質を保証する」ものでもあります。よってJISマークを表示する製品作りにおいては、JISに適合した製品作り即ち、設計、材料、製造(設備)、検査、包装、出荷の全工程で法令の決められたこと(審査事項及び審査基準)を遵守実行することが求められます。材質変更や加工方法の自主改善が独自にできず、法令改正を待つ必要があります。
但し、この制度は強制法令ではなく、メーカが商品にJISマーク表示を希望する場合に適用されることになり、目覚しい技術革新の時代、新素材、新加工技術、加工のアウトソーシングなどによる製造の合理化等を追求せざるをえない厳しい企業競争の時代にあっては、新技術の導入や改善は、必要不可欠な要素でもあります。
以上のような背景を考慮に入れ、ミツトヨでは、技術変化の大きいハイテク製品であるデジタル製品の測定工具(ノギス、マイクロメータ等)、についてはJIS マーク表示取得を保留しております。但し、製品作りは関連するJIS規格に準拠しており、寸法・形状、精度の許容値等の設計ではJIS規格値に準拠して設定し、製品検査ではJISの検査基準に準拠した検査方法を取入れて、お客様のご要求に沿うべく取組んでいます。
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